ブラジャーをつけている女性のおおよそ7~8割程度が、自分のバストのサイズをきちんと把握しておらず、間違ったブラジャーをつけているといわれています。なんでもいいからひとまず着けれいれば大丈夫。もしそんな風に思ってしまっているのならとても危険です。今回は、体にあわないブラジャーをつけているとどうなるのか。また、自分にフィットするブラジャーの選び方について考えていきましょう。
今のブラ、あなたの体にフィットしてる?
今つかっているブラジャーが、自分の体にぴったりフィットしているという地震はありますか?もしかすると、フィットしていると思い込んでいるだけで、本当はバストの負担になったり、バストをきちんと守れていなかったりするかもしれません。まずはじめに、次の項目をチェックしていきましょう。
その1:ブラジャーを脱ぐと、解放されたような気持ち良さを感じる。
その2:いつの間にかブラが上へとずり上がってきてしまう。
その3:カップが胸に食い込んで、胸の肉がはみ出ている。
お家に帰ってきてブラを取った時の開放感が好き!そんなあなたは、本来のサイズよりも小さいブラジャーを選んでしまっているかもしれません。開放感を感じるということは、言い換えれば着用中は窮屈ということです。また、トイレの個室などの人目につかない場所に行った時に、ブラがずるずると持ち上がっていたのを手直ししたことはありませんか?これも小さなブラをつけている証拠です。
最後に、カップの縁の上にバストの脂肪がのっかているような方。これももちろんサイズが間違っています。物理的に締め上げることでボーリュームがアップしたように見えたり、ハリが出ているように見えたりするかもしれませんが、バストは悲鳴をあげているかも…。お次は、以下の項目をチェックしてみてください。
その1:気がつくと肩紐が落ちてしまう。
その2:上から押すとカップがへこんでしまう。
この項目に心当たりがある方は、本来のサイズより大きいブラをつけてしまっている可能性があります。肩のストラップが落ちてしまうと、半袖からはみ出てしまったり、長袖の中でいつまでも違和感を感じさせられたりしてイヤですよね。また、小さなブラを着けていてもカップがヘコむことはありますが、だいたいは大きいブラをつけてしまっている人に多い特徴となります。
体にあわないブラジャーの着用はホントに危険!
① 実年齢よりも老けた体になってしまう
体にフィットしないブラジャーを無理につけているとバストのトップが下がり、まるで胸が垂れて見えるようになる可能性があります。一度垂れ気味になった胸を元に戻すのはとても大変です。
② バスト以外のところに贅肉がたまってしまう
ブラジャーが小さすぎても大きすぎても、バストのお肉を正しい位置にホールドしておくことはできません。すると何がおこるかというと、カップ内にとどまることができなかった脂肪が背中、お腹、脇などに流れて贅肉となります。もとはせっかく胸元にあった脂肪が逃げてしまうのはもったいないことですね。
③ バストダウンの原因になる
そもそもブラジャーとはバストを刺激からささえるためにつけるものですが、ストラップ・カップ・アンダーがきちんと体のラインに沿っていないとほとんど機能を発揮しない場合があります。きちんと守られないバストは歩いたり走ったりするうちに型崩れし、大きさやハリを失う原因になる可能性があります。
④血行が悪くなる
これは、小さめのブラジャーを着けてしまっている人にありがちな問題です。アンダーやカップが肌に食い込んでいる間、その部分の血や栄養の流れを妨げている可能性があります。血流の流れが悪くなると冷えの原因となりますし、栄養が滞っては育乳も望めません。
まとめ
たかがブラジャー選びと思わず、注意をはらいながらアイテム選びをしないと、バストへのダメージを蓄積していくことになりかねません。また、バストのサイズは人によっては変わりやすい場合もあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。