ブラジャーを買う時は、まずはサイズとデザインを見ますよね。もし下着屋の専門店に行けたら試着もして、きちんと体にあうか確かめたいところ。しかし、ネット通販で可愛いブラジャーを見つけたらどうしますか?実際に手に取れないアイテムを購入するというのはなかなか難しいことです。今回は、ブラジャーを通販する時に気をつけたいことについて紹介していきます。
フィットしないブラジャーを無理に着けてはダメ!
通販でのブラジャー購入に失敗してしまったものの、「少しのサイズ違いだから大丈夫でしょ」と無理に着てしまうのは、とても危険です!バストにあわないブラジャーを着けることにはどんな悪影響があるのか、いくつかご紹介しましょう。
・胸元だけ老化が進んじゃう!?
体にあわない。ということはつまり、バストを完全に支えられないということです。バストは、夜中に寝返りをうつだけでも相当なダメージをうけるほど繊細。そんなパーツが運動量の多い日中に無防備となってしまっては、バストはみるみる型崩れしてボリューム・ハリを失います。型崩れの悪化が進むとバストの「垂れ」が進行し、老けた胸元になってしまう可能性があるのです。
・お腹・背中・二の腕が太くなっちゃう!?
90%以上が脂肪でできているバストは、ブラジャーのカップにしっかり包み込んでもらうことで綺麗な形を保っています。そのため、大きすぎたり小さすぎたりするブラでは、脂肪はカップに収まっていられずに流れていき、お腹や背中、脇などで贅肉になってしまうことがあるのです。一度別の場所に流れた脂肪をもう一度バストに戻すのは、手間と労力がかかります。今ある胸にある脂肪を大切にとどめておくことも、立派なバストケアです。
・血の巡りが悪くなっちゃう!?
ブラジャーを着用する女性の7割近くが体にあわないブラを着ており、特に「小さめ」のブラを選んでしまっている人が多いといいます。小さなブラで体を締め付けてしまうと、食い込んでいる部分の血管やリンパの通り道を押しつぶしてしまい、体に巡るはずの栄養を滞らせてしまうことがあるのです。バストアップの妨げになったり、冷え性の原因になったりするので注意しましょう。
ブラジャーの種類・使われているパーツをよく確認!
同じブラジャーでも、各メーカーによって特徴は様々。カップの形だけでも、バスト全体を覆うフルカップのタイプや、した半分だけを支える1/2カップ、それより少し大きな3/4カップなど多様です。気にしていなかっただけで、あなたが今までつけていたブラシャーのカップも、大きさにばらつきがあるかもしれません。どのタイプが一番着心地がよいか知っておくとよいでしょう。
次にパーツについて。使っている素材はもちろん、ワイヤーの有無や、ホックの位置(バックホックやフロントホックなど)、サイズは同じでも着心地がまったく違ってきます。特に金属が肌に触れるデザインの場合は要注意。種類によってアレルギー反応をおこし、肌をかぶれさせてしまうことがあります。女性の肌はとてもデリケートなので、アイテムの詳細をよくチェックしましょう。
まとめ
「失敗した…」と思ったら、手放すことも大切
いくら気に入ったデザインだったからといって、バストから美しさが失われてしまうとなれば本末転倒。それに、思春期以降の女性にとってブラジャーはとても長い時間身につけていなければならないもので、ミスマッチしていた時のダメージは想像以上のものです。
使わないのはもったいないし、返品も面倒くさい…。そんな思いから騙し騙し使い続けることはせず、思い切って手放すことを心かげましょう。